父の死③

父を見送った次の日、兄から連絡がありました。
内容は今さっき区役所からの封筒を開けたというものでした。
いやいやいやいや、病院の人「お兄様からも連絡があって〜」って言ってたけど!?
よく考えたら「お兄様」って私の兄のことじゃなくて、父のお兄さんのことだったみたいです。
まじか〜と思いながら、今日までの流れを兄に話しました。
たしかに兄は父と不仲でありましたが、さすがにショックだったようでした。
でも数日後の火葬には仕事で出られないとのことて。
冠婚葬祭はだいたいの会社では休めると思うのですが、そこまでしないということは、そういう気持ちなのだろうなと察しました。
まぁ火葬だけですし、他の親族にも言わずに行う予定でしたので、何も言いませんでした。
「いつもお前ばっかりやらせてごめんな」
いつもその言葉言うよね〜と思いながら、別にいいよと流しました。
謝らなくていいからもっと考えてくれよ、行動に移してくれよって感じです。
私が言うのもあれですが、兄はわりと世間知らずなところがある気がします。

文句ばっかり言っても仕方ないんですけどね〜。

私は火葬の日までに色々準備がいるのです。
高校生以来、お葬式に出ることがなかった私は喪服セットを持っていない!
親族は私だけと言っても火葬場には他の人たちもいらっしゃるわけで、ただ黒い服着てればいいってもんじゃないじゃなですか。
そこで庶民の味方、し○むらへ行きました。
売ってたー!サイズもピッタリのが1着だけ!
なんか喪服って意外とリボンばっかり着いててブリブリですよね。
それが嫌だったので、シンプルなワンピースにジャケットだけのを探していたのです。
1個だけリボンが付いていたのですが、それも取り外し可能なものだったので買ってすぐ外しました。笑
かばんもハンカチも売ってました。さすがファッションセンター。
お数珠も念の為、あと今後どうせ使う時が何度も来るだろうと、これは百貨店で不通のものを買いました。
あとはお棺に一緒に入れてもらうもの。
正直何が好きなのかあまりわかりませんでした。
思いつくものは、たばこ、お酒、貴金属。笑
燃やしても大丈夫なやつ、たばこしかない。笑
とりあえず父が昔好きだったキャビン2箱と、それだけじゃ寂しいのでお手紙も書きました。
内容は内緒です。
あとはお花。白いカーネーションをたくさん入れてもらいました。

火葬当日は平日です。
母には気づかれないように、仕事に行くふりをして向かいます。

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